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アメリカではプログラマイーは高収入の職種

アメリカのIT企業であるグーグル、アマゾン、フェースブック、ツィッターが有名ですが、最近では、製造業の巨人米GEですら、製造業から金融業、そしてソフトウェアサービス業へと変貌しています。

 

一時は、金融ビジネス(GEキャピタル)が、GE全体の収益の柱でしたが、2018年までにGEキャピタルの大半の資産を売却しようとしています。

 

サブプライムローンによる世界的な金融危機により、金融ビジネスが儲かるビジネスでないと判断したと推測できます。

 

金融危機により棄損した資産価値が回復した今が、売却時期として適当なのだと思います。

 

IBMが、ハードディスク事業が絶好調の時に、日立製作所に、ハードディスク事業を高額で売却後、ハードディスク業界が低迷したことを思い出します。

 

(今は、ハードディスク業界は、世界的なサーバーの需要増で回復しています。)

 

そして、次に選んだビジネスが、ソフトウェアサービスを軸とした製造業への回帰です。

 

具体的には、GEが製造している航空機のジェットエンジンにセンサーを埋め込んで、センサーから得られるデータを分析・監視して、燃費を向上させたり、故障を予測して事前保守を行います。

 

 

その結果、燃料費の削減や、故障による離発着時間のトラブルがなくなることで、航空機会社は運用コストを削減できます。

 

このコスト削減効果の一部を、GEが手数料として受け取る、というものです。

 

背景には、膨大なデータを保存するハードディスクの価格が低下したこと、そして膨大なデータを処理するコンピュータの性能が向上したことです。

 

GEでは、この新しいビジネスのために、1000人規模のソフトウェアセンターを開設しています。

 

 

参考)巨人GEが製造業からサービス業に

 

 

このように、製造業では、これまでのハードを制御するソフトウェアだけでなく、そのハードにセンサーを取り付けることで、最適化するためのソフトウェアの需要が高まっており、ソフトウェアエンジニアが引く手あまたなのです。

 

この分野のソフトウェアエンジニアは非常に少なく、年収が数千万円もざらです。

スマホの普及でシェアリングビジネスが台頭

製造業が、ソフトウェアを軸にして、サービス業に転換しているだけではありません。

 

世界中でスマートフォンが普及したことで、企業と消費者がダイレクトにつながるようになりました。

 

そこに、世界的な景気後退による消費の冷え込みや、環境保護の意識の高まりから、「シェアリングエコノミー」が台頭しています。

 

「シェアリングエコノミー」とは、ネットを介して、個人間で余剰のモノをやりとりすることで、お互いに得する仕組みです。

 

例えば、自分の家で空いている部屋があれば、それを旅行者に提供することで、貸し手はお金を得ます。

 

また、旅行者は、ホテルに泊まるよりも安く泊まることができるため、お金の節約になります。

 

海外のホテルでは、このサービスの普及により、ホテルでの宿泊需要が低迷し、大きな問題になっています。

 

このようなシェアリングビジネスは、宿泊施設に限らず、車の移動や衣服、お金などに広がっています。

 

 

【参考】
(1)Airbnb(エアビーアンドビー、エアビーエンビー)
  インターネットで民間の空き部屋を貸し出すサービス
(2)Uber(ウーバー)
  ユーザーがスマホアプリで現在地を知らせると、契約ドライバーが来てくれる配車サービス

 

シェアリングビジネスは、政府の規制緩和により、これまで、個人対法人でしかできなかったビジネスを、個人対個人に開放したことが後押ししています。

 

このように、スマホの普及により、旧来型のビジネスが駆逐されようとしています。

 

このビジネスのすごいところは、ユーザ数が増えれば増えるほど、ユーザー一人当たりのコストが下がり、利益が増大していくことです。

 

「プラットフォームビジネス」とも呼ばれています。

 

 

そのためのツールとしてスマホアプリが大きな役割を演じているわけで、スマホアプリのソフトウェアエンジニアや、個人対個人を紐づけるためのサーバーのソフトウェアエンジニアの需要が高まっているわけです。

 

需要に対して供給が追いつかない状況なので、ソフトウェアエンジニアの給与が上昇しています。

 

これらのソフトウェアは、従来からあるソフトウェアと作り方が異なることが、供給不足の原因です。

 

 

【補足】
ちなみに、日本でも、アメリカの後追いで、シェアリングビジネスは、普及しています。
(1)CaFoRe(カフォレ)
  車を借りたい人と車を貸したい人をつなげるサービス(レンタカーよりお得)
(2)SUSTINA(サスティナ)
  洋服など自宅に眠っているモノを共有するサービス
(3)Makuake(マクアケ)
  自分のアイディアをネット上でプレゼンテーションし、そのアイディアへの賛同者からお金を集められる仕組み
(4)軒先ビジネス
  空いているスペースとそれを使いたい人をつなげるマーケットプレイス(敷金・礼金・保証金不要で、1日だけお店をやりたい、イベントを開催したい、教室を開きたいなどが可能)

スペシャリストだから高給がもられる

アメリカのソフトウェアの開発チームは、いろいろなスペシャリストの集合体で構成されています。

 

日本では、区分けが曖昧で、その時々でやっている仕事が異なったりしますが、アメリカでは、以下のような責任分担がしっかりしています。

 

Product Manager(PM)

製品の仕様を作成し、製品開発を統括する。
ユーザーリサーチ、製品戦略、競合調査なども行う。

 

(Technical) Project Manager(TPM)

開発者などのリソースや、プロジェクトのプランを決める。
また、そのプランに従ってプロジェクトの進捗管理し、関係者に進捗を通知する。

 

UX Designer

ユーザーインタフェースを設計する。
必要であれば、プロトタイプを制作し、Software Engineerに作成を依頼する。

 

Techinical Leader/Manager(TLM)

技術部門の総責任者で、各チームメンバーのキャリアに責任を持つ。

 

Software Engineer(SWE)

ソフトウェアの設計/開発/バグフィックス/検証などソフトウェア作成全般を行う。
ユーザーインタフェース周りを担当するフロントエンジニアと、サーバーやデータベース周りを担当するバックエンドエンジニアに分かれることもある。

 

※)1人でシステム開発から運用までを担当する『フルスタックエンジニア』という職種もある。

 

Test Engineer(TE)

品費管理のためのテスト戦略を考えて、製品の要求仕様を満足しているか検証する。
また、テストの自動化のたけもソフトウェアを開発する。
Manual Testerの管理もする。

 

Manual Tester

テストケースを作り、実機でテストを行い、バグの登録をする。

 

Site Reliabililty Engineer

製品、サービスの監視やチューニング、運用プロセスの自動化、問題のトラブル対応を行う。
システム管理者とソフトウェアエンジニアの両方のスキルが必要。

 

Developper Relations

製品や公開しているAPIを、社外で利用してもらうために、チュートリアルやブログ記事の執筆したりする。
また、開発者向けのトレーニングを提供する。

 

Date Scientist

製品がどのように利用されているか、どのような問題が発生しているかを把握するために、製品の中に品質改善用の計測データを設定し分析する。

 

Researcher

将来重要になるであろう要素技術を研究し、論文執筆や学会発表を行い、開発チームと協業で、研究成果を製品化する。

 

参照先)アメリカ IT 企業の職種について

 

そのため、『Software Engineer(ソフトウェアエンジニア)』として、それに見合う報酬を受け取ることになります。

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